一例をご紹介いたします。

「心の深いところへ」
龍河洞 土佐山田町

龍河洞は、日本三大鍾乳洞の1つで、国の史蹟・天然記念物に指定されています。

1億7500万年の時がつくりだした洞窟では、多様な形状の鍾乳石を観察することができます。
また、約2000年前の弥生時代の生活跡や鍾乳洞と一体化した土器なども見ることができます。

「自然がつくった天然のタイムマシン」
伊尾木洞 安芸市

市街地をはずれたところの道沿いに伊尾木洞があります。コンクリートの道から一歩足を踏み入れると、まるで数万年前の時代にタイムスリップしたかのような景色が目に飛び込んできます。
その光景はまるでスタジオジブリの世界観のようにも感じられます。

連続テレビ小説「らんまん」の舞台にもなった伊尾木洞。牧野博士も実際にここを訪れ、シダを採集した記録が残っています。

道中には丸太の橋や梯子がかかっていて、ちょっとした冒険気分が味わえます。また、川沿いを歩いていくため、長靴などをご用意いただくことをおすすめします。


地球の残したカケラを見に行こう
佐川地質館 佐川町

連続テレビ小説「らんまん」の舞台となった佐川町。
小さな町のこの地質館では、大きな動く恐竜がお客様をエントランスでお出迎えします。

佐川町は、地質学上日本を代表する重要な地域で地質学発祥の地とも呼ばれており、館内では化石の宝庫である佐川盆地をはじめ高知県下の地形や地質、化石などが紹介されています。

「動く大陸装置」では地球と生命の歴史を楽しく学べるほか、中庭では化石採取体験や、中に入って探検できる鍾乳洞の模型もあります。